南アフリカのワイン – ダイヤの原石

ぶどう

南アフリカのワイン – 最近大好きなんです。海沿いは寒流の影響で冷涼。典型的なニューワールドとはちょっと違う。

先日のワイン会でも、南アのピノ・ノワール美味しかったです!

クライン・ザルゼとか外れなしですもんね。大好きです。

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ということで今回は南アフリカのワインについて調べてみました!

歴史と文化

南アフリカのワインの歴史は1655年にさかのぼります。この年、ヤン・ファン・リーベックがケープタウンに最初のワイン用ぶどうを植えました。これはヨーロッパの植民地時代の始まりの象徴で、以来、ワインは南アフリカ文化の一部として根付いています。特に、フランスのユグノー教徒が1685年にケープに到着してから、彼らのワイン製造技術がワイン産業に大きな影響を与えました。

地理と気候

南アフリカは、その多様な地形と気候が特徴です。国は大西洋とインド洋に面しており、これが独特の地中海性気候を作り出しています。寒流が流れているため、実は南の海沿いは冷涼だったりします。ワイン生産地域は主に、ケープタウン周辺の西ケープ州に集中しています。ここでは冷涼な風がぶどう畑を通り抜け、高品質なワインの生産を可能にしています。

生産地域

ステレンボッシュ

南アフリカのワイン産業の中心ともいえる地域で、ケープタウンから東に約50kmに位置しています。この地域は、温暖な地中海性気候、肥沃な土壌、そして標高の異なる丘陵地が複雑に組み合わさっていることから、非常に多様なワインが生産されています。特に、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーズ、ピノタージュといった赤ワイン品種が有名で、力強い味わいと深い複雑性を持つワインが多く見られます。また、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの白ワインも高品質で、フルーティでバランスの取れた味わいが特徴です。

エルギン

エルギンは、ケープタウンから東に約70km、海抜が高く、より冷涼な気候の地域です。この冷涼な気候は、特に白ワイン品種の栽培に適しており、シャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、そしてピノ・ノワールが重要な人酒。エルギンのワインは、酸味がはっきりとしており、エレガントで繊細な味わいが特徴で、僕も大好きです。鮮明なフルーツ味と長い余韻を持つワインが生産されています。

ウォーカーベイ

ウォーカーベイは、南アフリカの南端に位置する海沿いの地域で、冷涼な海洋性気候です。この地域は、特にピノ・ノワールとシャルドネの栽培が盛んで、南アフリカで最も洗練されたバーガンディスタイルのワインを生産しています。ウォーカーベイのワインは、繊細でミネラル感があり、エレガントな酸味とフルーツの風味がバランス良く組み合わさっています。ホエールウォッチングでも有名らしいです。

パール

豊かな土壌と適度な降水量が特徴。シャルドネやシェナン・ブランなどの白ワインが中心。

フランシュック

ユグノーが設立した美しい町で、ピノ・ノワールやシャルドネが特に有名。

代表的なぶどうの品種

シュナン・ブラン

  • シュナン・ブランは、南アフリカで最も広く栽培されている白ワイン用のぶどう品種です。この品種は適応性が高く、異なる土壌タイプと気候条件に対応できます。高い酸度を持ち、早摘みから遅摘みまで、幅広いスタイルのワインを生み出すことが可能です。ステンレス、樽熟成、どちらもあります。
  • シェナン・ブランから作られるワインは、リンゴ、洋梨、ハチミツ、アプリコットなどのフルーツフレーバーに加え、しばしば鉱物質のニュアンスや、熟成するとくるみやアーモンドのような風味が現れます。スティールタンクで発酵させたものはフレッシュな味わいが特徴で、樽発酵や樽熟成のものはよりリッチで複雑な味わいになります。
  • スワートランドやステレンボッシュ、フランシュックなど、幅広い地域で栽培されていますが、特にクーラークライメートの地域では、酸度が高くエレガントなワインが生産されます。

ピノタージュ

  • ピノタージュは、ピノ・ノワールとサンソーの交配から生まれた、南アフリカ固有の赤ワイン用ぶどう品種です。様々な栽培条件に適応しやすく、異なるスタイルのワインを生産することが可能です。
  • ピノタージュから造られるワインは、赤い果実やダークベリーの風味に加え、しばしばタバコ、革、スパイスのノートが感じられます。収穫時期や醸造方法によって、軽やかでフルーティなものから、フルボディでタンニン豊かなものまで幅広いスタイルがあります。
  • ステレンボッシュやパール、スワートランドなど、多くのワイン生産地域で栽培されています。特に、良質なピノタージュを生産するために、土壌や気候の条件を細かく検討して栽培されている地域があります。

カベルネ・ソーヴィニヨン

  • カベルネ・ソーヴィニヨンは、世界中で最も人気のある赤ワイン用ぶどう品種の一つで、南アフリカでも広く栽培されています。この品種は比較的遅熟であり、濃厚な色合いと力強いタンニン、長い熟成ポテンシャルを持つことで知られています。
  • カベルネ・ソーヴィニヨンから造られるワインは、カシスやブラックベリー、プラムといったダークフルーツのアロマが特徴で、しばしばシダーウッド、タバコ、ダークチョコレート、ヴァニラのようなオーク由来の風味が加わります。樽熟成を経ることで、タンニンが溶け込みシルキーになり、複雑性と深みが増します。
  • 特にステレンボッシュ地域がカベルネ・ソーヴィニヨンの優れた生産地として知られており、この地域の温暖な気候と適度な雨量は、品種のポテンシャルを最大限に引き出します。また、フランシュックやパール、そしてより新しいワイン生産地域であるエルギンやウォーカーベイでも、質の高いカベルネ・ソーヴィニヨンが生産されています。

シラーズ(シラー)

  • シラーズは、スパイシーな風味と豊かな果実味で知られる赤ワイン用ぶどう品種です。南アフリカでは、この品種から力強いがバランスの取れたワインが造られます。
  • 南アフリカのシラーズは、ブラックベリーやダークチェリーの濃厚な果実味の他、黒コショウ、クローブ、スパイスなどの香りが感じられます。土壌や気候、醸造方法によっては、ハーブやフローラルなノートが加わることもあります。多くの場合、オーク樽で熟成され、スモーキーやトーストしたアロマが加わります。
  • スワートランドやステレンボッシュ、フランシュックなど、さまざまな地域で優れたシラーズが生産されています。特にスワートランドは、その独特の気候と土壌がシラーズの複雑性と構造を高めることで知られています。

ブレンド

南アフリカのワイン産業では、ブレンドワインが重要な役割を果たしています。ブレンドとは、異なるぶどう品種のワインを混ぜ合わせることで、それぞれの品種の長所を活かし、より複雑でバランスの取れたワインを生み出す技術です。南アフリカでは、このブレンディング技術を駆使して、独自の特徴を持つ高品質なワインを数多く生産しています。以下に、南アフリカで一般的なブレンドスタイルとその特徴を紹介します。

ボルドーブレンド

赤ワインのボルドーブレンドは、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベック、そして時にはその他の品種を組み合わせたものです。南アフリカのボルドーブレンドは、しっかりとした構造、豊かなフルーツの風味、そして長い熟成ポテンシャルを持っています。これらのワインはしばしば樽熟成され、スパイスやバニラのニュアンスを加えます。ステレンボッシュなどの地域では、このタイプのブレンドで非常に高い評価を受けるワインを生産しています。白ワインのブレンドは、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンのブレンドです。

ケープブレンド

ケープブレンドは、南アフリカ独自のブレンドスタイルで、ピノタージュを主体にした赤ワインブレンドとシュナン・ブランを主体にした白ワインブレンドがあります。

ローヌブレンド

最近人気で、シラー主体にムールヴェドルやグルナッシュなどをブレンドしたものです。

ティム・アトキン

ティム・アトキンは、著名なイギリスのワイン評論家、マスター・オブ・ワイン(MW)、そしてジャーナリストです。マスター・オブ・ワインは、ワイン業界で最も権威のある資格の一つであり、ワインに関する深い知識と専門性を示します。彼は南アフリカの生産者を6段階で評価しており、南アフリカのワインの普及やレベルアップに一役買っています。

観光地

南アフリカは、その美しい風景、豊かな文化、そして世界クラスのワインで知られています。ワイン愛好家にとって特に魅力的な観光地は、ケープワインランドに集中しており、ステレンボッシュ、フランシュック、パールなどの町が有名です。

ステレンボッシュ

ステレンボッシュは、南アフリカ最古のワイン生産地域の一つで、1655年にヤン・ファン・リーベックによって最初のぶどうが植えられました。この町は、美しいオークの木に囲まれ、オランダ東インド会社時代の建築が残る歴史的な魅力と、約200以上ものワイナリーが存在する現代的なワイン産業が共存しています。ステレンボッシュ大学周辺は特に活気があり、学生たちの活動も町の活力を高めています。ワイン愛好家は、ワイナリーツアー、テイスティングセッション、そして美しいワイン農園の景色を楽しむことができます。南アフリカの現代アートを展示するミュージアムもあります。

フランシュック

フランシュックは、1688年にフランスからのユグノー教徒が定住した歴史を持ち、その名も「フランスの隅」という意味です。この地域は、その美しい景観、高品質なワイン、そしてガストロノミーで知られています。フランシュックのワイナリーでは、ピノ・ノワールやシャルドネといった品種が特に評価されています。また、町には美術館やギャラリー、高級レストランが並んでいます。フランスの影響を受けた建築やユグノー記念碑などの歴史的な見どころがあります。フランシュックワイントラムは、この地域のワイナリーを巡る人気の方法です。

パール

パールは、その名の通り「真珠」のように美しい風景に囲まれた町です。ここでは、特にシャルドネやピノタージュの優れたワインが生産されています。パールのワイナリーは、家族経営のものから大規模なものまで様々で、それぞれユニークなワイン体験を提供しています。パール周辺の農園や自然保護区では、ハイキングやサイクリング、野生動物の観察など、自然との触れ合いも楽しめます。

さいごに

最近、そのエレガンスさ、多様性、コスパの高さから僕も一番注目しているのが南アフリカ。ぜひ、皆さんも南アフリカワインの世界にハマってみてください。

生産地はこちら。

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