アワビとワインのペアリング

寿司とワイン ペアリング

先日あわび料理屋さんでワイン会を行ったのですが、ワイン一人一本持ち込みということで、アワビにどんなワインが合うのか、悩まれた参加者さんが多かったようです。ちなみに私は、海の産地つながりでセイズファームのシャルドネをもっていきました。

まあでも楽しかった。こちらはアワビの踊り焼き。ちょっと残酷な光景でしたが、味は抜群。

イセエビとアワビの刺身。絶品・・・❤

アワビのステーキ!

という最高の会でした。お店はこちら。

あわび亭

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ということで、今日はアワビ料理とワインのペアリングについて考えていきましょう!

あわび料理とワインのペアリングについて考えるとき、まずはあわびの独特の食感と海の風味や癖を考えることが大事です。今回は、あわびを使った代表的な料理と、それぞれに合わせるワインを例示してみます。

あわびのステーキ

あわびのステーキは、あわびの肉厚な食感を楽しむ料理です。この料理には、厚みと深みのある白ワインや、軽やかな赤ワインが合います。

  • カリフォルニアのシャルドネ、特にソノマ・コースト地域のもの。ソノマのシャルドネは、豊かな果実味と適度な酸味、そしてバニラやトーストのようなオーク樽由来の風味が特徴で、あわびのステーキの濃厚な味わいを引き立てます。

あわびの刺身

あわびの刺身は、新鮮なあわびの繊細な味わいとコリコリした食感を堪能する日本の伝統的な方法です。この料理には、酸味がありフレッシュな白ワインが最適です。

  • フランス・ロワール地方のソーヴィニヨン・ブラン。サンセールなど。この地域のソーヴィニヨン・ブランは、フレッシュな柑橘類の香りと、生き生きとした酸味が特徴で、あわびの刺身の繊細な風味を引き立てます。

あわびの炊き込みご飯

あわびを使った炊き込みご飯は、あわびの旨味が米に染み込んだ豪華な料理です。こちらには、旨味と甘みのバランスが良いワインを選びます。

  • フランス、ブルゴーニュのピノ・ノワール。ブルゴーニュのピノ・ノワールは、繊細な果実味としっかりとした酸味、軽めのタンニンが特徴で、あわびの炊き込みご飯の豊かな味わいと素晴らしくマッチします。ハーモニー。

あわびのバター焼き

あわびのバター焼きは、バターのコクとあわびの風味が絶妙に組み合わさった料理です。この料理には、クリーミーでバターの風味を引き立てる白ワインが合います。

  • フランス、シャブリのシャルドネ。シャブリのシャルドネは、ミネラル感が豊富で、クリーンな酸味が特徴です。この酸味とミネラリティが、バター焼きのリッチな味わいをバランスよく引き立て、あわびの風味を際立たせます。バター繋がりであれば樽をきれいな作ったものでもいいでしょう。

あわびのグリル

グリルすることで、あわびの旨味を凝縮させ、外はカリッと、中はジューシーな食感を楽しめます。この料理には、スモーキーさや焦げた香りに負けない、構造のあるワインが適しています。

  • オーストラリア、バロッサ・ヴァレーのシラーズ。オーストラリアのシラーズは、濃厚な果実味とスパイスの香り、しっかりとしたボディが特徴です。グリルされたあわびの強い風味にも負けず、食事を一層豊かなものにしてくれます。

あわびの肝のペアリング

あわびの肝は、その独特の苦みとクリーミーなテクスチャーで知られています。肝の臭さを消しつつ旨味を引き出すようなワインが望まれます。

  • イタリアのバルベーラ。バルベーラは、赤系果実の香りであわびの肝の強烈な風味に負けず、酸味とフルーツの風味でフレッシュさをもたらし、肝の魅力をさらに引き出します。スパークリングワインもありかもしれません。

以上。いかがでしたか?

とはいえアワビのペアリングは難しい種類のもの。色々なペアリングを試して、自分だけのベストマリアージュを見つけてみてください。

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