実家から瀬戸内の真鯛(釣りもの)が届きました。春を感じさせますね。真鯛は。
ということで、刺身と塩焼きでいただこうかなと思うのですが、ワインは何が合うのでしょう?と思って調べてみました。
鯛は日本が世界に誇る高級魚の一つ。上品な味わいと肉質の良さは、古くから愛されてきました。白身でありながら旨みたっぷり、そして上品な脂の乗った味わいは、ワインとの相性も抜群です。
しかし、より一歩前に進んで、本当に合うワインはどういうワインなのか、考えていきましょう。。
鯛料理の特徴とおすすめワイン
鯛は日本で古くから親しまれてきた高級魚です。色鮮やかな体色と上品な味わいが人気の理由です。
鯛料理には主に以下の4つの代表的な調理法があります。
- 薄造り(刺身)
- 塩焼き
- 煮付け
- 唐揚げ
それぞれの調理法で鯛の持つ風味が変わり、おすすめのワインも異なってきます。
【薄造り(刺身)】 新鮮な鯛の美味しさをストレートに味わえる調理法です。上品で繊細な味わいが特徴で、すっきり、でも脂の乗った白身魚。こういった淡麗な味わいには、酸味やフルーティーさを持つドライな白ワインが良く合います。
おすすめ:シャブリ、イタリアの白ワイン(ピノグリージョ等)
【塩焼き】塩釜なんかも有名ですね。塩を振ることで、鯛の旨味を中に閉じ込めていただく塩焼きもおいしいですね。外はパリッと、中はジューシー。塩味も含めて、華やかで酸もあり、しおっけも感じるアルバリーニョいかがでしょうか?
おすすめ:スペインのアルバリーニョ、ニュージーランドのソーヴィニヨンブラン
【煮付け】 鯛の旨味を閉じ込めた上品な味わいが魅力です。だしの効いたしっとりとした食感に仕上がり、触感が良く上品な脂の乗った味わいになります。このようなコクのある白身魚料理には酸味とミネラル感が良く合います。
おすすめ:ブルゴーニュ・シャルドネ、ボルドーブランなど
【唐揚げ】 衣の食感とサクサク感が魅力の調理法です。外はカリカリ、中は柔らかジューシーな仕上がりになります。白身と言えども、揚げ物となるとしっかりとしたボディーとタンニン分のあるワインとの相性が良いでしょう。
おすすめ:フランスの軽めの赤ワイン(ピノ・ノワール)、イタリアの中重口の白ワイン(ヴェルメンティーノ)
まとめ
鯛料理は、調理法によってそれぞれ魅力がコアとなりますね。その個性的な味わいを最大限に引き立ててくれるのが、ワインとのペアリング。鯛に合うワインを選ぶポイントは「酸味」と「ミネラル感」の2つ。酸味の効いたキリッとしたミネラル分豊富なワインは、鯛の旨味を引き立ててくれる大事な要素です。
また、鯛は春から初夏にかけてが最旬。この季節はお祝い事や行事も多いですから、家族や仲間といった大切な人と、鯛とワインのマリアージュを是非楽しんでみてはいかがでしょうか。上品で繊細、しかし芳醇な魚介の風味と、ワインの調和は、幸せなひとときを過ごすのにぴったりです。
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