鶏料理とワインのペアリング

ペアリング

前回までに焼き鳥、唐揚げについてのペアリングアイテムについて調べてみました。ここまで来たら、ということで、今回は鶏料理、チキンまとめて調べてみました(笑)。

最後の鶏は自炊です。なかなか良い焼き具合でしょう?wそれでは、レッツスタート。

1. 鶏のローストとシャルドネ(フランス、ブルゴーニュ)

鶏のローストは、外はパリッとして中はジューシー。クリスマスでは良く見られる料理です。鶏のローストには、豊かな果実味とバターのようななリッチさを持つシャルドネがおすすめです。特に、フランスのブルゴーニュのシャルドネは、クリーミーさと酸味のバランスが取れており、鶏肉のジューシーさを引き立てるとともに、皮のパリッとした食感とも相性が良いです。

2. コクヴァンとピノ・ノワール(フランス、ブルゴーニュ)

コクヴァンは、赤ワインで煮込んだフランスの伝統的な鶏料理。この料理には、使われている赤ワインと同じか、それに近い特徴を持つワインを選ぶと良いですね。分からない場合はピノ・ノワール、特にブルゴーニュ地方のものは、この料理にぴったりです。ブルゴーニュのピノ・ノワールは、果実味が豊かでありながらも、繊細で複雑です。料理の濃厚さとワインの繊細さが絶妙にマッチします。

3. 鶏の炭火焼きとガルナッチャ(スペイン、カタルーニャ)

炭火で焼かれた鶏肉は、外は香ばしく、中はしっとりとして、スパイシーで果実味豊かな赤ワインが合います。スペインのカタルーニャのガルナッチャは、このような炭火焼に最適です。ガルナッチャは、明るい果実味とスパイスが、炭火焼きの香ばしさを引き立てます。

4. 鶏のカチャトーラとサンジョヴェーゼ(イタリア、トスカーナ)

鶏のカチャトーラは、トマトベースのソースで煮込むイタリアの家庭料理でトマトの酸味が特徴。その酸味とタンニンがバランス良く感じられるワインが合います。イタリアのトスカーナで有名なサンジョヴェーゼは、切れのある酸味と程よいタンニン、そして赤い果実の味わいが特徴で、トマトベースのソースの酸味と相性が良いです。また、ハーブや野菜の風味にもよく合います。

5. 鶏のサテとリースリング(ドイツ、モーゼル)

アジア料理のスパイシーで香り高い鶏のサテには、酸味がありフルーティな白ワインが合います。ドイツ、特にモーゼル地方のリースリングが良さそうです。モーゼルのリースリングは、強い酸味と果実味、そしてフルーティーな甘みを持ち合わせており、スパイスの効いた料理の辛さを和らげてくれます。さらに、リースリングの爽快さが、鶏のサテの濃厚な味わいを補います。

6. 塩で味付けした焼き鳥とスパークリングワイン

私は焼き鳥は塩派です(笑)。塩の焼き鳥はなんでも合いそうですが、今回はスパークリングワインをおすすめ。辛口のスパークリングワインは、酸味と炭酸の刺激が焼き鳥のジューシーな味わいを引き立て、かつ余計な脂を流してくれます。フランスのシャンパーニュやイタリアのプロセッコ、スペインのカヴァなど、さまざまなタイプのスパークリングワインを試してみましょう。

7. たれで味付けした焼き鳥とピノ・ノワール

甘辛いたれで味付けされた焼き鳥には、果実味が豊かでタンニンが柔らかい赤ワインが合います。フルボディだと強すぎるので、ピノ・ノワールがおすすめ。繊細な味わいと、チェリーやラズベリーのような赤い果実の香りが、たれの甘みと香ばしさを引き立てます。特に、フランスのブルゴーニュ地方や、アメリカのオレゴン州などエレガント系のピノ・ノワールが良いでしょう。

以上。鶏料理とワインのペアリングについてでした。チキンとワインが好相性ですので、ぜひ色々試して、自分なりのベスト・ペアリングを見つけてくださいね。

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