ニュージーランドのワイン – エレガント南半球

ワイン

私、赤も白もニュージーランドのワインが大好きで・・・。

南半球でも南、冷涼なほうにあるので、エレガンスさと果実感がちょうど良いです。

米国やオーストラリア、チリなどがちょっと強すぎるなって人や、ブルゴーニュよりも果実感を感じたい人、いえいえ、ブルゴーニュ好きでも、ちょっと最近のブルゴーニュの値上がりに耐えられないひとにも、おすすめしたいのがニュージーランドなんです!!!

ソーヴィニヨン・ブランもおいしい。

ピノ・ノワールも有名だけど、ピノ・タージュも良かったよ!

ということで、今日はニュージーランドについて調べてみました。

ニュージーランドのワインの歴史

ニュージーランドでのワイン造りの歴史は19世紀中頃まで遡ります。英国人の宣教師のマースデンがケリケリにぶどうを植樹したのが初めてです。しかし、国際的な評価を得るようになったのは1980年代以降のことです。それまではミュラー・トゥルガウなどが多く、決して世界の評価が高い産地ではなかったです。しかし、ニュージーランド特有の冷涼な気候と土壌、そして技術の発展で、寒すぎてワインが作れないと思われていた南島でのワイン造りも始まったりして輸出が急増。今日に至るまでその評価を確固たるものにしています。その柱になったのがソーヴィニヨン・ブラン。今やぶどうの生産量の70%以上がソーヴィニヨン・ブランです。

地理と文化

ニュージーランドは南太平洋に浮かぶ、北島と南島から成り立っています。ワイン生産地域は、北島の温暖な気候から南島の涼しい気候まで、多様な地理的特徴を持っています。この地理的多様性が、さまざまな種類のぶどうの栽培を可能にし、多様なスタイルのワインを生み出しています。

気候と土壌

ニュージーランドの気候は、大きく分けて海洋性気候です。これは、ボルドーと同じで、穏やかな冬と暖かい夏が特徴です。南島のセントラル・オタゴでは、昼夜の温度差が大きく、エレガントなワインが作られます。土壌の種類も地域によって異なり、火山性の土壌、石灰岩質の土壌、粘土質の土壌などがあります。ニュージーランドのワインは、そのフレッシュさと果実味、鮮明な酸味のバランスで知られています。特にソーヴィニヨン・ブランは、世界的にも高い評価を受けており、その他にもピノ・ノワール、シャルドネ、リースリング、メルローなどが主に栽培されています。

代表的なぶどうの品種

ソーヴィニヨン・ブラン

ニュージーランドを代表する白ワイン品種。特にマールボロ地域のものは、その鮮烈なパッションフルーツのようなアロマとフレッシュな酸味で知られています。

ピノ・ノワール

冷涼な気候が特徴の地域で栽培されることが多く、セントラル・オタゴやワイララパで高品質なものが生産されています。

シャルドネ

ホークス・ベイやギズボーンなど、多くの地域で栽培されており、豊かな果実味とバランスの取れた酸味が特徴です。

その他、リースリング、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなど、一部の地域で質の高いワインを生産しています。

主な生産地域

マールボロ

南島北東部に位置し、ニュージーランドで最も有名なワイン生産地域。冷涼な気候が特徴で、特に夜間の冷え込みがぶどうの酸味を保つのに役立っています。ソーヴィニヨン・ブランが世界的に有名で、その他にもピノ・ノワール、シャルドネ、リースリングなどが生産されています。マールボロのソーヴィニヨン・ブランは、豊かな果実味としっかりとした酸味、ハーブのような青さやパッションフルーツのようなトロピカルフルーツのアロマで知られています。

ホークス・ベイ

北島東海岸に位置し、ニュージーランドで二番目に大きなワイン生産地域。温暖な気候が特徴で、特に夏は暖かく乾燥しています。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーズなどの赤ワインが特に有名ですが、シャルドネなどの白ワインも高い評価を受けています。ホークス・ベイの赤ワインは、豊かな果実味としっかりとした余韻、エレガントなタンニンが特徴です。

セントラル・オタゴ

南島中部に位置し、ニュージーランドで最も南にあるワイン生産地域。内陸にあるので大陸性気候で、昼夜の温度差が大きく、これがぶどうの熟成に深みと複雑さをもたらしています。ピノ・ノワールが最も有名で、世界的にも熱い産地です。その他、リースリングやピノ・グリも生産されています。ここのピノ・ノワールは、その果実味の豊かさ、滑らかなタンニン、長い余韻がすべてを兼ねそろえています。

ワイララパ

北島南部に位置し、小規模ながら質の高いプレミアムワイン生産地域。冷涼な気候が特徴で、特に夜間の冷え込みが厳しいです。ピノ・ノワールとシャルドネが中心ですが、ソーヴィニヨン・ブランやピノ・グリも生産されています。ワイララパのピノ・ノワールは、繊細さと複雑性、エレガントな果実味が特徴で、シャルドネは豊かなアロマとバランスの取れた酸味が魅力です。

代表的な郷土料理とワインのペアリング

ソーヴィニヨン・ブランとムール貝:フレッシュで酸味の効いたソーヴィニヨン・ブランは、ニュージーランドのグリーンリップムール貝とのペアリングが抜群です。

ピノ・ノワールと羊肉:柔らかく繊細なピノ・ノワールは、ニュージーランド産の羊肉のローストと相性が良いです。

シャルドネとスモークサーモン:豊かな果実味とクリーミーな質感のシャルドネは、スモークサーモンと組み合わせてみてください。

代表的なニュージーランドの観光地

ニュージーランドは、その自然の美しさとアウトドアアクティビティで知られています。

マールボロ: ワインの試飲はもちろんのこと、マールボロ・サウンズの壮大な景色を楽しむことができます。

セントラル・オタゴ: ピノ・ノワールの聖地として知られるこの地域は、美しい風景と絶品のワインで訪れる人々を魅了します。

ホークス・ベイ: アールデコ建築で有名なナピア市を訪れるだけでなく、広大なワイン畑を巡るサイクリングツアーも楽しむことができます。

ワイヘキ島:オークランドからフェリーで簡単にアクセスでき、島全体がほぼワイナリーであるような場所です。美しいビーチとワイン試飲の組み合わせなんて、サイコーですね!

テカポ湖とマウント・クック: セントラル・オタゴの南に位置するこの地域は、ニュージーランドの壮大なランドスケープを堪能できる場所です。昼間はトレッキングや星空観測を楽しみ、夜は地元のワインで一日を締めくくることができます。ニュージーランドの自然の美しさとワインの素晴らしさを両方体験できるなんてサイコーですよね

まとめ

ということで、新進気鋭なニュージーランドの紹介でした。美奈さんもよく飲む機会があると思います。ソーヴィニヨン・ブランだけでなく、ピノノワールやその他の品種もおいしいし、なにより観光、行きたいですよね。ワインと自然。最高じゃないですか…。僕もぜひ、5年以内に行きたいなあ・・・。

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