先日は寿司。寿司、美味しいですよね!
日本に生まれてよかったと思う瞬間です。
本日は、日本酒からワインという流れで、寿司とお酒を楽しみました。寿司はすでにSUSHIとして世界中で愛されています。世界標準では。寿司=ワインのペアリングは当たり前。
ということで、今日は寿司とワインのペアリングについて考えていきます。
寿司の歴史と文化
寿司の歴史は、日本の文化、技術、そして食に対する情熱の歴史。まず最初に、寿司の起源から、その文化的意義、さらには世界に広がる過程を探ります。
寿司の起源
寿司の歴史は、「なれずし」と呼ばれる保存食として、魚を塩と米で発酵させる方法でした。これは米は食べずに、捨てられるものでしたが、米が食べられるようになるのは、江戸時代になってからと言われます。
江戸時代の寿司
寿司が現在知られる形に最も近い形、つまり「江戸前寿司」は、江戸時代に確立されました。新鮮な海の幸を活かし、酢飯と組み合わせることで、その場で食べられるファストフードとして発展しました。この時代に、寿司職人の技術が花開き、寿司は広く一般の人々に親しまれるようになりました。
寿司の文化的意義
寿司はただの食事ではなく、日本の美学や哲学を体現しています。素材の本質を引き出すシンプルさ、四季折々の食材を用いる季節感、そして食べる人と作る人との間のコミュニケーションを大切にする心遣い。寿司が単に味覚だけでなく、視覚や感覚を通じて楽しむ料理であるこということです。
寿司の国際化
20世紀後半から、寿司は日本国外に広まり始め、今では世界中で愛されるグローバルな食文化の一部となっています。寿司の国際化は、その形態や味わいに多様性をもたらし、さまざまな文化の中で新しいスタイルの寿司が生まれるきっかけとなりました。アメリカのロール寿司が代表的です。
ワインの選び方
ワインを選ぶ際には、そのワインが持つ特徴や、食事とのペアリングを意識したいです。寿司とのペアリングを考えるならば・・・。
- 食材の味わい: 寿司のネタに合わせて、ワインを選びます。例えば、脂の乗った魚にはリッチな白ワインや軽めの赤ワインが合います。
- 酸味とのバランス: 寿司酢の酸味の調和で、料理とワインのバランスを考慮します。
- 料理のスタイル: 伝統的な寿司ならば、クラシックなスタイルのワインを。モダンな寿司ならば、新世界のワインを試してみるのも一つの方法です。
ワインを食事とペアリングする際には、以下の基本原則を念頭に置くことが重要です。
- 相補性: ワインと料理が互いの味を補う組み合わせを考えます。例えば、酸味のあるワインは脂っこい料理をさっぱりさせるので、良く合います。
- 同調:同じ方向性のものを選ぶということです。基本的に寿司は酢飯なので、酸味があります。酸味があるワインが合いやすいです。
- 対比性: ワインと料理の対照的な特徴を活かしたペアリングもありです。例えば、甘いワインと塩辛い料理の組み合わせです。ただし、なんでもいいというわけではなく、時には失敗することも・・・。
- 味わいのバランス: 寿司の味わいとワインの風味が互いを引き立て合うようにします。強い味の寿司には、それに負けないボディのあるワインを。繊細な寿司には、軽やかなワインを選びます。
ワイン選びは、個人の好みや経験に大きく左右されるため、”正解”はありません。しかし、これらの基本知識と原則を理解することで、寿司とワインのペアリングの楽しみ方がより広がります。
たとえば以下のような感じです。
- 白身魚の寿司: 白身魚は繊細な味わいで、酸味のある白ワインや、フルーティなロゼワインが合います。
- 赤身魚の寿司: 赤身魚は旨味が強く、しっかりとした赤ワインや、ボディのある白ワインが良く合います。
- 熟成魚の寿司: 熟成された魚は風味が豊かで、複雑な白ワインや、熟成した赤ワインとのペアリングがおすすめです。旨味とボリュームを合わせます。
- 貝類の寿司: 貝類の寿司には、ミネラル感のある白ワインや、爽やかなスパークリングワインが合います。
ペアリングの具体例
ペアリングの基準を踏まえて、具体的な寿司とワインの組み合わせ例をいくつかご紹介します。
白身魚の寿司
- ヒラメやタイ: 軽やかで酸味のあるアルバリーニョやソーヴィニヨン・ブランがおすすめ。これらのワインは、白身魚の繊細な味わいを引き立て、爽やかな味わいを提供します。
- ペアリング例: ヒラメの寿司とスペインのアルバリーニョ
赤身魚の寿司
- マグロ: マグロの赤身には、中程度のボディを持つピノ・ノワールが適しています。果実味が豊かで、魚の旨味を際立たせることができます。
- ペアリング例: 大トロの寿司とカリフォルニアのピノ・ノワール
熟成魚の寿司
- アジやサバ: 熟成させた魚には、複雑な味わいのワインや、酸味が際立つシェリーがマッチします。これらのワインは熟成魚の味わいの深みを引き出します。
- ペアリング例: 熟成サバの寿司とイタリアのアマローネ
甲殻類・貝類の寿司
- エビやカニ: エビやカニの甘みには、果実味が豊かなリースリングや、フレッシュなシャンパーニュが良く合います。特に甘口のリースリングは、貝類の甘みを引き立てることができます。
- ペアリング例: エビの寿司とドイツの甘口リースリング
卵・野菜ネタの寿司
- 卵焼き(玉子焼き): 卵焼きのやさしい甘みと滑らかな食感には、軽やかなスパークリングワインや、フルーティな白ワインが適しています。これらのワインは卵の風味を引き立て、食事の楽しさを加えます。
- ペアリング例: 玉子焼きの寿司とイタリアのプロセッコ
特殊なネタ
- ウニ: ウニの濃厚でクリーミーな味わいには、リッチなテクスチャのシャルドネが最適です。バターやナッツのような風味がウニの風味を引き立てます。
- いくら: いくらの塩味と爽やかな風味には、酸味のバランスが取れたシャンパーニュやスパークリングワインがぴったりです。泡がいくらの風味をリフレッシュします。
- ペアリング例: ウニの寿司とカリフォルニアのシャルドネ
自宅でのペアリング提案
自宅でも楽しめる寿司とワインのペアリングをいくつか提案します。
- シンプルな海鮮丼と白ワイン: スーパーで惣菜としても買える海鮮丼には、さっぱりとした白ワインがおすすめです。特に、海鮮の新鮮さを引き立てる酸味のあるソーヴィニヨン・ブランやアルバリーニョを合わせてみてください。
- 手巻き寿司パーティーとスパークリングワイン: 手巻き寿司パーティーには、さまざまな具材とワインを楽しむ機会があります。スパークリングワインは、爽やかでどんな具材にも合う万能プレイヤーです。
- 炙りサーモンの寿司とピノ・ノワール: サーモンを軽く炙ることで、その脂の旨味が引き立ちます。果実味豊かなピノ・ノワールがマッチします。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?基本的に1ネタごとにワインを変えるのは難しいですから、頼むネタ、出てくるネタを見ながら、2,3種類を選ぶのが良さそうですね。
入りはスパークリングワインから、白身魚ゾーンはアルバリーニョ、そしてマグロやアナゴラインになればピノ・ノワールなど。
ぜひ皆さんも楽しんで、自分なりのパターンを見つけてみてください!
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