三つ巴の攻防。 ヴィオニエ 、ゲヴェルツトラミネール、トロンテス、懐かしいですね(笑)。
先日Jリーグの開催日程発表がありました。今年は国立競技場での開催が多いですね。国立競技場は集客も良いし、リーグが盛り上がると良いですね。
我がマリノスは4試合。開幕戦が楽しみです。チケット激戦だな。おい。
ところで、最近美味しいヴィオニエ、コンドリューとかエルミタージュとか飲んで、その底力を知ってしまったので、今日はヴィオニエについて調べてみました。ワインエキスパート試験で出てくるヴィオニエは派手。それより落ち着いたヴィオニエもたくさん存在します。
それでも、ヴィオニエは、そのアロマな香りと複雑さで世界中のワイン愛好家を魅了しています。この記事では、ヴィオニエの歴史、味わい、香り、主要な産地、そしてペアリングについて調べてみました。
味わい
ヴィオニエは、白ワインとしてはミドルからフルボディ寄りで、独特の芳醇な果実味と滑らかな口当たりが特徴です。アプリコット、桃、洋梨の風味が際立ち、しばしばハチミツやスパイスのニュアンスを伴います。樽はあったりなかったり。ちょっとした甘みを感じることが多いです。良いものは気品がある。
香り
ヴィオニエは、その特有なアロマティック香りで知られる白ワインの品種です。
このワインのアロマプロファイルは、主に白い花、熟した果実、そして微妙なハーブやスパイスの香りによって構成されます。まず、ヴィオニエの香りの最も顕著な特徴は、強い花の香りです。ジャスミンやアカシアの花、時にはオレンジブロッサムのような、春の花々を思わせる華やかさがあります。これらの香りは、ワインにフレッシュで爽やかな印象を与え、香りの層を豊かにします。
次に、熟した果実のアロマもこのワインの特徴的な要素です。特にアプリコット、桃、洋梨、そして場合によっては熟したマンゴーやメロンのようなトロピカルフルーツの香りがします。これらの果実の甘い香りは、ヴィオニエの丸みを帯びた口当たりと完璧に調和し、味わいの深みを加えます。
また、微妙なハーブやスパイスのニュアンスもヴィオニエの香りに寄与しています。特に、新鮮なハーブ、白胡椒、生姜などの香りが感じられることがあり、これらはワインに複雑性と洗練さをもたらします。
ヴィオニエの香りは、温度によってその表現が変わることも特徴的です。冷やしすぎると香りが抑えられますが、適度な温度で提供されると、これらのアロマが完全に開花します。このため、適切な温度で楽しむことが、ヴィオニエの香りを最大限に引き出す鍵となります。温度が上がるにつれ、香りはより強くなります。大きめのグラスで飲みたいです。
ヴィオニエ – 歴史
ヴィオニエは、古代ローマ時代にまで遡る歴史を持ちます。特にフランスの北ローヌ地方で栽培され、一時は絶滅の危機に瀕しましたが、1970年代以降に復活しました。
代表的な産地
フランス
北ローヌ
コンドリューAOC：最も名高い産地で、複雑で芳醇なヴィオニエを産出します。
シャトー・グリエAOC：高品質なヴィオニエが栽培され、個性的な味わいが特徴です。
また、コートロティなど、赤ワインに少量ブレンドされていたりします。
南ローヌ
南ローヌでは、ヴィオニエはブレンドの一部として使われることが多いです。
その他の地域
米国：カリフォルニア州で高品質なヴィオニエが生産されています。
オーストラリア：特にヤラバレーやバロッサバレーでユニークなヴィオニエが栽培されています。
ヴィオニエ – ペアリング
ヴィオニエは、その柔らかな口当たりとアロマティックな香りから、様々な料理と組み合わせることができます。以下は特におすすめのペアリングです。
1. エビやカニのクリームソースパスタ
ヴィオニエとエビやカニのクリームソースパスタは絶妙な組み合わせです。このワインの芳醇な果実味とクリーミーな口当たりは、シーフードの甘みとクリームソースのリッチな風味を引き立てます。特に、ヴィオニエのアプリコットや桃の風味は、海鮮の繊細な味わいを補完し、軽やかな酸味がクリームの重さを中和します。このペアリングは、料理の豊かな味わいとワインの繊細さが調和し、相乗効果を生み出します。食事の終わりには、ヴィオニエのフローラルな香りが心地よい余韻を残し、食後感も爽やかに仕上げます。
2. スパイシーなタイ料理
ヴィオニエはスパイシーなタイ料理とも相性が良いです。特徴的な辛さとハーブの風味は、ヴィオニエの果実味と花の香りによってバランスが取られます。例えば、グリーンカレーやトムヤムクンなどの辛みと酸味が際立つ料理は、ヴィオニエの甘みと酸味が絶妙にマッチし、辛さを穏やかにしてくれます。また、このワインのフレッシュな風味が、料理の深みを引き出し、味のレイヤーを豊かにします。辛口のヴィオニエは特におすすめで、スパイスの刺激を和らげつつ、それぞれの味わいが互いを引き立て合います。
3. チーズとフルーツの盛り合わせ
ヴィオニエは、様々なチーズとフルーツの組み合わせとも相性が良いです。特に、クリーミーなブリーやカマンベールチーズとのペアリングはお勧めです。ヴィオニエの滑らかな口当たりと芳醇な果実味が、チーズの濃厚さを引き立て、フルーツの自然な甘みがワインの酸味を和らげます。さらに、ワインのフローラルなアロマがチーズのクリーミーさと組み合わさり、味わいの深みを増します。このペアリングは、ヴィオニエの多様な風味を楽しむのに最適で、チーズのリッチさとワインのエレガントさが調和し、洗練された味わいを生み出します。
まとめ
ヴィオニエはその独特な風味と香りで、ワインの世界において特別な存在のひとつです。この品種を深く理解すれば、白ワインの多様性と複雑さの世界へいざなわれます・・・
以下の記事では、おすすめのヴィオニエを紹介しています。ぜひ、試してみてください！
