たまにピザって食べたくなりますよね、無性に。たまにじゃないか、いつもかも(笑)。ピザとワインのペアリングは、カジュアルながら奥深い組み合わせ。
今回は、ピザの種類ごとに、そこそこの値段で購入できるおすすめワインを紹介します。コスパ抜群のペアリングで、おうちのピザタイムをワンランクアップさせましょう!

1. ピザとワインのペアリングの基本ルール
ピザとワインを合わせる際の基本ルールは以下の3つ。
- 酸味と酸味を合わせる
トマトソースを使ったピザには、フレッシュな酸味を持つワインが◎。 - コクとボディのバランスを取る
具材がシンプルなら軽めのワイン、ボリューミーならフルボディのワインを。 - 地域のペアリングを楽しむ
イタリアのピザにはイタリアワインが合うことが多い。
2. ピザの種類別おすすめワイン
◆ マルゲリータ × サンジョヴェーゼ or ヴェルメンティーノ
(トマト・モッツァレラ・バジル)
マルゲリータはシンプルな味わいのため、フレッシュな酸味があるワインが最適。
- 赤:サンジョヴェーゼ(キャンティ)
- 白:ヴェルメンティーノ(トスカーナやリグーリア産)
【おすすめワイン】
- キャンティ・クラシコ ロッジャ・デル・コンテ 2020
→ フレッシュな酸味と軽やかな果実味がトマトと相性抜群。 - ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ DOCG 2022
→ すっきりした柑橘系の香りがチーズのコクを引き立てる。
◆ クワトロフォルマッジ × 甘口白ワイン or フルボディ赤ワイン
(4種のチーズ:ゴルゴンゾーラ・モッツァレラ・パルミジャーノ・タレッジョ)
チーズの塩味やコクを楽しむなら甘口ワインが◎。
- 白:リースリング(甘口)
- 赤:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ(フルボディ)
【おすすめワイン】
- アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ トッレ デル ファラスコ2019(イタリア)
→ 濃厚な果実味とスパイス感がゴルゴンゾーラにぴったり。
◆ ペパロニピザ × シラー or ジンファンデル
(スパイシーなサラミ&トマトソース)
ペパロニのスパイス感に負けない、しっかりした赤ワインが◎。
- 赤:シラー(ローヌやオーストラリアのシラーズ)
- 赤:ジンファンデル(カリフォルニア)
【おすすめワイン】
- イエローテイル シラーズ (オーストラリア)
→ ブラックペッパーのようなスパイシーさがペパロニと好相性。
◆ マリナーラ × ピノ・グリージョ or 軽めの赤ワイン
(トマト・にんにく・オレガノ・オリーブオイル)
シンプルな味わいに寄り添う、ミネラル感のある白ワインが好相性。
- 白:ピノ・グリージョ(イタリア北部)
- 赤:バルベーラ(ピエモンテ)
【おすすめワイン】
- サンタ・マルゲリータ ピノ・グリージョ (イタリア)
→ 爽やかな柑橘系の香りがトマトの風味を引き立てる。 - カヴィオラ バルベーラ・ダスティ 2022(イタリア)
→ ほどよい酸味とフルーティーさがトマトとマッチ。
◆ ビスマルク(卵&ハム) × バルベーラ or シャルドネ
(ハム・卵・チーズの濃厚な組み合わせ)
- 赤:バルベーラ(酸があるので重すぎず、バランスが良い)
- 白:樽熟成シャルドネ(リッチなコクがマッチ)
【おすすめワイン】
- ルイ・ラトゥール シャルドネ・アルデッシュ 2021(フランス)
→ 樽の香りが卵とハムのコクを引き立てる。
◆ トリュフピザ × バローロ or ブルゴーニュ・シャルドネ
(トリュフ・モッツァレラ・パルミジャーノ)
トリュフの芳醇な香りには、上品な赤か樽熟成した白ワインを。
- 赤:バローロ(ネッビオーロ)
- 白:ムルソー(ブルゴーニュのシャルドネ)
【おすすめワイン】
- フォンタナフレッダ バローロ 2018(イタリア)
→ しなやかなタンニンと豊かな香りがトリュフに合う。 - ルイ・ジャド シャブリ 2022(フランス)
→ エレガントな酸とミネラル感がピザの旨味を引き出す。

ピザとワインのペアリングは無限大!
ピザの種類に合わせてワインを選ぶだけで、食卓がぐっと華やかに!
5000円以内のワインの予算でも、素晴らしいマリアージュを楽しめます。
ぜひ、気軽にピザ&ワインナイトを試してみてください!