試験が近づいてきたのでツラツラと。基本的に、日本酒呑みには聞きなれないことが多いので、2.3回はスクールへ行ったほうがいいです。そのうえで、コツを徒然に書きます。まとまりのない文章ですみません。
焼酎
まずは焼酎から。
これはもう、買って毎朝嗅ぐ。これに尽きる。買うのは以下の種類で。
- 芋焼酎 常圧/減圧
- 米焼酎 常圧/減圧
- 麦焼酎 常圧/減圧
- 黒糖焼酎 常圧
- 泡盛 常圧/減圧
9本あれば十分。蕎麦焼酎は、蕎麦アレルギーの方がいらっしゃるので(万が一に備えて)出ないという都市伝説があります。スクールの小瓶セットを買うのでもよいでしょう。
問われるのは種類と度数と醸造方法。度数は基本25度です。悩むなら25度で回答しましょう。よほど確信があれば20や30などをつけてみてください。
また醸造も、基本は常圧。香りが弱いなーって感じたら減圧。
種類は毎日かいで覚えましょう。常圧は、芋ならサツマイモ、米なら穏やかでバニラ、泡盛はバニラとシイタケ、麦はそのまま麦の香りがすることが多いです。でも僕は本番、麦と泡盛間違えました(笑)。
日本酒
日本酒は正直難しい。ワインより難しいです、個人的には。
たまに真剣に、お米を当てようと頑張る方がいますが、それは辞めましょう。分かりません。プロでも分かりません。山田錦と五百万石だって当たりません。ワイン以上に米による差異は小さいです。ふくよか寄りであれば山田錦、雄町、すっきりだったら五百万石、美山錦と書けばいいです。1つは当たります。分からないものを悩んでも仕方がないです。
集中すべきはアル添(醸造用アルコールが添加されているお酒)かどうかです。セル耐は明らかに人工的に華やかな香りなので分かりやすいし、生酛山廃も色(黄色)や香り(乳酸)で分かりやすい。問題はアルコール添加しているかどうか。
特定名称の回答には幅があるのですが(例えば純米吟醸と特別純米両方正解など)、複数回答が正解でも純米かアル添かはまたぎません。つまりアル添のお酒は、純米酒系列の特定名称では正解になりません。つまり、アル添は通常1つ出題されるので、ここを間違えるとそのお酒とともに、もう1種類自動的に間違えます。つまり特定名称を2つ落とすことになります。
また、アルコール添加しているお酒につきやすい香りの項目(セルフィーユや新緑など緑の回答)などもあるので、ここも間違えてしまいます。(自信がなければこういう項目はマークしないのが賢明。)
ただ、最近のアル添はとても上手で分かりにくく、とてもおいしいです。私は試験で間違えましたので(笑)、コメントさえソツなく取れれば大丈夫です。
お勧めのお店
最後に、二次の勉強に役立つお店を1つご紹介します。
それは、まごころ石井さんです。
日本酒のブラインドももちろん、焼酎のブラインドもさせてくれます。オーナーがいらっしゃるときは、模範コメントまで教えてくれます。もともと、ソムリエ協会で酒ディプロマの講師だったかたがオーナーなので、非常にこの試験について詳しいです。
個人で教材も販売されていますので、興味ある方は是非。ようつべ置いておきますね。
それでは、10月の試験まで、Good luckです!