毎月恒例の、先月飲んだおすすめワインです。なんと偏ってしまい、白が4本、シャルドネが1本!忖度なしなので許してください(笑)。どのシャルドネも地域が違い、ちょっとずつ顔が違います。シャルドネのニュートラルさがよく分かる月間になりました
ハインリッヒ・シャルドネ・ライタベルク2022(オーストリア)
まずはオーストリアのシャルドネ。大樽を使っているのでほとんど樽は感じず。ミネラルや広がる酸、適度な果実感。余韻も長くて、樽なしブルゴーニュのプルミエ・クリュとそん色ないレベル。見つけたらマストバイのアイテムです。
ルモワスネ / ブルゴーニュ・ブラン “ルノメ” 2018
こっちは樽。結構しっかりと、ただし上品な樽遣い。果実感と樽のバランスがとれており(やや樽強め)、なめらかで飲んでいて心地よい。食事に合わせるのに困らない。
ゴーストロック タスマニア シャルドネ 2022
タスマニア大好きです。柑橘、青りんごの果実感、上品な樽感、酸味、全て高レベルでそろっている。オーストラリアのブルゴーニュ。ブルゴーニュならこれもプルミエ・クリュでもおかしくない。
ヴァンダンンジュ・ノクトゥーン ムロン・ド・ブルゴーニュ
いわゆるロワールのミュスカデ。しかしおそらく遅摘みで、醸造由来なのか、バナナのような香り。酸もそれなりにあり、少し蜜のような甘味も。舌触りなめらかでとっても優しい味。こんなミュスカデ、初めて飲んだ。美味。
オー・ボン・クリマ ノックス・アレキサンダー2019
しめは、みんな大好きABCこと、オー・ボン・クリマです。いつも外れなし。キレイに広がるエレガントの酸と余韻。赤系果実の心地よい香りと、繊細とフルーティのはざまにあるちょうどよい果実感。甘すぎない味わいは相変わらずのバランス。果実の裏に上品な樽と少し出て来たなめし皮、土のような香りが出てきて複雑みと深みが素晴らしい。相変わらず最高のピノ・ノワールです。
以上。3月は、良いシャルドネに出会う月になりました。また来月は、違ったワインをご紹介したいと思います。
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