ワインエキスパートとは?受験した理由

ワインエキスパート、バッヂ ワイン

さて、いよいよ3月1日に、今年のワインエキスパート/ソムリエの認定試験の申し込みが開始されました。

TAKUMAはSAKE DIPLOMA (酒ディプロマ)に合格し(2022年)。ワインエキスパートは2023年に合格しました。このバッジのためにどれだけの勉強をしたことか・・・

ということで、今日はワインエキスパートとは?また受験した理由や受験してよかったことなどを書いていきます。

ワインエキスパート とは?

ワインエキスパートとは、日本ソムリエ協会が認定するワイン等についての資格です。1次試験はソムリエと同じ試験問題。2次試験もほぼ同じ難易度のテイスティングです(ソムリエはここに論述とサービス実技が加わります)。ソムリエは実務経験が求められるため、ワインエキスパートは、実技経験のないワインマニアの証といえるでしょう。

ちなみにこの1つ上に、ワインエキスパート・エクセレンスというものがあり、これは神の領域です。

試験では、一次試験で筆記テストとして知識を求められます。これはワインがメインですが、日本酒、ウイスキーなどのその他酒類も出てきます。昨年から急激に難しくなりました。また、二次試験では実際にテイスティング能力も試されます。ワインエキスパートはワイン4種類、その他酒類2種類です。

合格率は40%くらいで、まあまあの難関です。結構な時間を勉強にささげることになります。合格したら、俺はワインに詳しいぞ!と声を大にして言えますね(笑)。取得した時のレベルはソムリエさんと同等ですから。

ただし、受験時は同党の知識はあっても、その後仕事で研鑽していくソムリエさんと違い、ワインエキスパートは正直ネタになるくらいで、何も変わりません。動かなければ。ソムリエさんは、実務経験を積むことでどんどん成長していきます。ワインエキスパートは、その後意識していかなければそこで止まります。

そういったこともあり、ワインの知識を深めるべく、日々研鑽する(ただ飲むwだけでなく、定期的にブラインドもやってますし、比較テイスティングもしています)ことも大事ですし、僕は情報発信をこうやってすることで、自分の知識の整理やブラッシュアップを図っています。

受験した理由

こちらの記事で記したとおり、僕はただのサラリーマンです。日本酒に惹かれ、そのうちワイン沼にはまっただけの素人です。

日本酒のときも書いたのですが、人生は有限です。飲む時間もそれなりに大きな割合を占めます。それなら、飲むワインをより理解していたほうがその時間のクオリティはあがるし、自分がおいしいと思えるワインを選択できる可能性も広がります。

ということで、SAKE DIPLOMAに合格したら、次はワインエキスパートだ!というのは当初から決めていました。運よく両方ストレート合格したので2年でSAKE DIPLOMAとワインエキスパートになることが出来ました。

目標を立てて行動する。この原則、テスト勉強でも大切なのでまた書きますね。

勉強してよかったこと

確実に、ワインライフの質が上がったwこれは間違いない。好きなワインもはっきりしてきたし、色々な産地の特徴も分かってきた。ラベルも読める。素晴らしい成果です、我ながら。

そして、スクールに通ったこともあるのですが、ワインを通じてたくさんの仲間ができました。人から人へとどんどんつながり、日頃仕事では会えない、仲良くならないような方々ともたくさん!ワインという共通言語で一緒に楽しむことができるようになりました。

仲間が増えた(今も増えてる)のは、想像していましたがそれよりも斜め上で、今ワインライフは最高に楽しいです!ワインという共通言語の威力は、想像の数倍もすごいものでした

筆記もテイスティングもあり、ある程度の勉強は必要ですが、ワイン好きは挑戦する価値ありです!ぜひチャレンジしてみてください!

最後に。昨年一次試験が突然難化し、合格率が急落しました。聞いている限り、フランスが増えたり(フランスは捨てとか言う人もいた)、緯度や標高などこまかーい数値を聞かれるクイズのような問題が減り、より細かい産地の問題が増えたり、問題自体は良化したと思うのですが、この合格率の変動は見過ごせません。二次試験はそのぶん大幅易化しましたが、ソムリエさんのストレート合格率は10%台だったとか。

ソムリエ/ワインエキスパートは一般呼称で、あくまで入口の資格です。合格率がここまで変動するってどうなのさ?と思ってしまうのですよ。間口を閉じることにどんな意味があるのか?過去受験したひととの不公平感がひどいです。ソムリエ/ワインエキスパートは更新制ではないですから、すでに「過去のひと」と「現在のひと」ではレベルに大きな差があってもおかしくない。これって一般呼称の資格としてどうなんでしょう?

この辺は日本ソムリエ協会に、しっかりと考えてほしいです。

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でも、間違いなく、皆さんのワインライフやネットワークに、プラスになるので、ワイン好きのひとはぜひぜひ、受験を検討してみてください!

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