ワインとチーズは、世界中で愛される黄金の組み合わせ。チーズの風味や食感がワインと絶妙に絡み合い、至福のマリアージュを生み出します。しかし、種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ワインとチーズの王道ペアリング10選をご紹介!これを知っておけば、ワインとチーズを選ぶときに迷うことなし。ぜひ、ワインとチーズの完璧な組み合わせを楽しんでみてください。

1. ブリー × シャンパーニュ
濃厚なコクとクリーミーさをシャンパーニュの泡でリフレッシュ!
ブリーは、白カビチーズの代表格であり、クリーミーでミルキーなコクが特徴です。程よい熟成が進むと、バターのような風味が広がります。そんなブリーには、シャンパーニュの爽やかな酸味と繊細な泡がぴったり。炭酸が舌をリフレッシュし、チーズのクリーミーな口当たりと絶妙に調和します。エレガントな味わいを楽しみたい方におすすめです。
おすすめワイン: モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンペリアル
2. カマンベール × シャルドネ(ブルゴーニュ)
クリーミーなチーズと樽香の効いた白ワインのマリアージュ
カマンベールは、フランスを代表する白カビチーズで、ブリーよりも熟成が進むにつれて独特の香りと風味が増します。特にバターやきのこのような芳醇な香りが際立ちます。そんなカマンベールには、樽熟成されたシャルドネが相性抜群。ナッツやバターの風味があり、チーズのコクを引き立てつつ、フルーティーな酸味が味わいを引き締めます。
おすすめワイン: ルイ・ジャド シャブリ
3. コンテ × 白ワイン(ジュラ地方のサヴァニャン)
ナッティな風味のコンテには、熟成感のある白ワインが最高!
コンテは、フランス・ジュラ地方のハードチーズで、熟成が進むとヘーゼルナッツやキャラメルのような甘みが加わるのが特徴です。このナッティな風味と塩味を持つコンテには、同じジュラ地方のサヴァニャン種の白ワインがぴったり。ワインのミネラル感や熟成によるナッツのような風味が、コンテの旨味と溶け合い、奥深い味わいを楽しめます。
おすすめワイン: シャトー・シャロン サヴァニャン
4. パルミジャーノ・レッジャーノ × アマローネ
旨みの爆発!熟成チーズと凝縮感のある赤ワイン
パルミジャーノ・レッジャーノは、長期間熟成されることで、塩味と凝縮された旨味が生まれるイタリアの代表的なハードチーズ。アマローネは、干しブドウを使用した濃厚な赤ワインであり、ドライフルーツやスパイスのような複雑な風味を持ちます。このペアリングは、お互いの濃厚な味わいを引き立てながらも、絶妙なバランスを生み出します。
おすすめワイン: マッシモ・リヴェッティ バローロ
5. ロックフォール × ソーテルヌ
塩味と甘さの絶妙なハーモニー
ロックフォールは青カビチーズの代表であり、強い塩味とクリーミーな質感が特徴です。フランスの貴腐ワイン、ソーテルヌの濃厚な甘みと組み合わせることで、対照的な味わいが絶妙にバランスを取ります。チーズの強い個性をソーテルヌの甘さが包み込み、より深みのあるマリアージュが生まれます。
おすすめワイン: ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト パヴィヨン・デュ・ラック ソーテルヌ

6. ゴルゴンゾーラ × ポートワイン
塩味と甘みの究極のバランス!
ゴルゴンゾーラは、イタリアを代表する青カビチーズの一つで、まろやかな口当たりと独特の塩気、ピリッとした風味が特徴です。そんなゴルゴンゾーラには、ポートワインの濃厚な甘みが絶妙にマッチ。ポートワインのドライフルーツやキャラメルのような風味が、チーズの塩味と合わさることで、贅沢な味わいを生み出します。
おすすめワイン: グラハム トウニー・ポート 10年
7. エポワス × ピノ・ノワール(ブルゴーニュ)
ウォッシュチーズの濃厚な風味とエレガントな赤ワインの絶妙な組み合わせ
エポワスは、フランス・ブルゴーニュ地方のウォッシュチーズで、強烈な香りとクリーミーな食感が特徴です。このチーズには、同じブルゴーニュ地方のピノ・ノワールがぴったり。ピノ・ノワールの繊細な酸味とフルーティーな香りが、エポワスの濃厚なコクを引き立て、バランスの取れた味わいを楽しめます。
おすすめワイン: ジョセフ・ドルーアン ピノ・ノワール
8. チェダー × カベルネ・ソーヴィニヨン
熟成したコクのあるチーズには、力強い赤ワインを!
チェダーは、イギリスを代表するハードチーズで、熟成が進むとナッツやキャラメルのような風味が現れます。そんなコクのあるチーズには、果実味が豊かでしっかりとしたタンニンを持つカベルネ・ソーヴィニヨンが最適。カベルネ・ソーヴィニヨンの濃厚な味わいが、チェダーのコクをしっかりと支え、深みのあるマリアージュを生み出します。
おすすめワイン: シャトー・シトラン
9. ゴーダ × メルロー
スムースな赤ワインとクリーミーなハードチーズの理想的なペアリング
ゴーダは、オランダの代表的なハードチーズで、熟成度によって異なる風味が楽しめます。若いゴーダはミルキーで優しい味わい、熟成が進むとナッティで濃厚なコクが際立ちます。そんなゴーダには、まろやかな果実味を持つメルローがぴったり。メルローの柔らかいタンニンとプラムやチェリーのような香りが、ゴーダのクリーミーなコクと見事に調和します。
おすすめワイン: シャトー・モンペラ
10. モッツァレラ × ソーヴィニヨン・ブラン
フレッシュなチーズには爽やかな白ワインを!
モッツァレラは、フレッシュチーズの代表格で、ミルキーで優しい味わいが特徴です。トマトやバジルとともにカプレーゼとして楽しまれることが多く、爽やかなペアリングが求められます。そんなモッツァレラには、ハーブの香りとシャープな酸味を持つソーヴィニヨン・ブランが最適。ワインの柑橘系の香りがチーズのフレッシュな風味を引き立て、口当たりの軽やかなマリアージュを楽しめます。
おすすめワイン: ドッグポイント・ソーヴィニヨン・ブラン
まとめ
ワインとチーズのペアリングは、風味のバランスが大切。塩味の強いチーズには甘口ワイン、クリーミーなチーズには泡や酸味のあるワインが合うなど、組み合わせ次第で無限の楽しみ方があります。
ぜひ、お気に入りのワインとチーズを見つけて、最高のマリアージュを楽しんでみてください!