アジア料理とワインのペアリング:中華・韓国・タイ料理に合う意外なワイン

ワイン

アジア料理とワインのペアリングは難しいと思われがちですが、意外にもワインと絶妙にマッチする組み合わせがたくさんあります。今回は、中華・韓国・タイ料理に合うワインを、それぞれの料理の特徴とともにご紹介します。


中華料理とワインのペアリング

1. 酸味と甘みのバランスが絶妙な「広東料理」 × リースリング(ドイツ)

広東料理は、甘辛いソースや酸味のある料理が特徴です。特に「酢豚」や「エビのチリソース」といった料理には、ドイツのリースリング(やや甘口) が好相性。リースリングの酸味とフルーティーさが、甘酸っぱいソースと見事に調和します。

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2. 濃厚な味付けの「四川料理」 × シラー(フランス・オーストラリア)

麻婆豆腐や火鍋のような辛みが強い四川料理には、スパイシーな赤ワインシラー(シラーズ) がおすすめ。特に、南フランス(ローヌ)やオーストラリアのシラーズは、果実味とスパイスのニュアンスがあり、花椒のしびれる辛さを引き立てつつバランスを取ってくれます。

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3. 繊細な味わいの「上海料理」 × シャルドネ(カリフォルニア・ブルゴーニュ)

上海料理の代表格、小籠包や上海蟹には、樽熟成のシャルドネ が好相性。カリフォルニアやブルゴーニュのシャルドネは、バターのようなコクがあり、蟹の旨みや肉汁たっぷりの小籠包を引き立てます。

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韓国料理とワインのペアリング

1. 甘辛い「ヤンニョムチキン」 × ランブルスコ(イタリア)

韓国の人気料理、ヤンニョムチキンは甘辛いソースが特徴。ここに合わせるなら、微発泡の赤ワイン「ランブルスコ」 が最適です。炭酸の爽快感が揚げ物の脂っこさをリフレッシュしつつ、甘みのある果実味がヤンニョムのタレとマッチします。

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2. ピリ辛の「キムチ鍋」 × ゲヴュルツトラミネール(フランス・アルザス)

キムチ鍋やスンドゥブのような発酵系の辛い料理には、ゲヴュルツトラミネール が好相性。この白ワインはライチやスパイスの香りがあり、辛さを包み込むようにマイルドにしてくれます。

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3. 焼肉 × マルベック(アルゼンチン)

焼肉には定番の赤ワインですが、特におすすめは アルゼンチンのマルベック。しっかりとした果実味とタンニンが牛肉の旨みを引き出し、肉の脂をきれいに流してくれます。

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タイ料理とワインのペアリング

1. パッタイ(タイ風焼きそば) × ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド)

ナンプラーやライムを使ったパッタイには、柑橘の香りが豊かな ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン がおすすめ。酸味がフレッシュで、料理の爽やかさを引き立てます。

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2. グリーンカレー × リースリング(フランス・アルザス)

ココナッツミルクとスパイスが効いたグリーンカレーには、やや甘口の リースリング が好相性。カレーの辛さを和らげながら、フルーティーな味わいが心地よく広がります。

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3. ソムタム(青パパイヤサラダ) × ピノ・グリ(イタリア・アルザス)

酸味と甘み、スパイシーさが混じり合うソムタムには、バランスの取れた ピノ・グリ がおすすめ。ほんのりとした甘みと厚みのある味わいが、料理の複雑な味を引き立てます。

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まとめ

アジア料理とワインのペアリングは、意外な組み合わせが楽しめる分野。

  • 中華料理 には、リースリングやシラーズ、シャルドネ
  • 韓国料理 には、ランブルスコやゲヴュルツトラミネール、マルベック
  • タイ料理 には、ソーヴィニヨン・ブランやリースリング、ピノ・グリ

スパイスや甘み、酸味が複雑に絡み合うアジア料理にこそ、ワインのペアリングが新しい発見をもたらします。ぜひ、おうちで試してみてください!

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