初心者向けワインの選び方

おすすめワイン

司会者(ノブ): こんにちは、皆さん。今日は、ワイン初心者の方々がワインを選ぶ際のポイントについて、ワインの専門家であるソムリエの志村さんと、ワインエキスパートエクセレンスの大木さんをお聞きしました。お二人ともよろしくお願いします。

志村(ソムリエ): よろしくお願いします。

大木(ワインエキスパート): よろしくお願いします。

ノブ: ワインの世界に入るのは少し敷居が高いと感じる方が多いと思います。特に、たくさんの種類があって、何を基準に選んだらいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。まず、初心者の方にとって、どのようなワインから始めるのがいいのか、志村さんからアドバイスをいただけますか?

志村: そうですね、まずは自分の好みを見つけることが大切です。ワインは赤、白、ロゼ、スパークリング、甘口、辛口など多様なスタイルがありますが、初めての方には、比較的飲みやすいワインを選ぶのが良いでしょう。例えば、白ワインなら、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランがフルーティで酸味があり、飲みやすいです。赤ワインなら、ピノ・ノワールやメルローが軽やかで、渋みが少ないのでおすすめです。

ノブ: なるほど、飲みやすさを重視するのは大切ですね。大木さんはどう思われますか?

大木: 志村さんのおっしゃる通りです。また、初心者の方には「新世界」と呼ばれる、例えばアメリカ、オーストラリア、チリなどのワインから始めるのも一つの方法です。これらの国のワインは、比較的果実味が強く、わかりやすい味わいのものが多いです。また、価格も手頃なものが多いので、試しやすいと思います。

ノブ: なるほど。それでは実際にワインショップやスーパーに行った際、ラベルを見て何を基準に選べば良いのでしょうか?

志村: ラベルには重要な情報がたくさん詰まっています。まず、ブドウの品種が書かれているかを確認しましょう。特に、新世界のワインは品種名がラベルに記載されていることが多いです。それを目安に、先ほどのシャルドネやメルローなど、聞き覚えのある品種を選ぶと良いでしょう。

大木: さらに、ワインの産地も重要です。同じブドウ品種でも、育った地域によって味わいが変わります。例えば、カリフォルニア産のカベルネ・ソーヴィニヨンは果実味が豊かで飲みやすいですが、ボルドー産の同品種はタンニンが強く骨格のある味わいです。

ノブ: 産地による違いは確かに重要ですね。でも、初心者があまりに多くの情報を一度に取り入れるのは難しいと感じるかもしれません。お二人から初心者におすすめの「まず試してみるべきワイン」を具体的に教えていただけますか?

志村: 具体的には、カリフォルニアのピノ・ノワールや、チリのカベルネ・ソーヴィニヨンがおすすめです。これらのワインは果実味が強く、飲みやすさが特徴です。また、価格も比較的リーズナブルなので、試しやすいですね。

大木: 私からも一つ、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランをおすすめします。非常にフレッシュで爽やかな味わいで、特にこれからの季節にぴったりです。また、もし、産地や品種で迷った場合、ラベルのデザインに惹かれて選んでみるのも面白いです。直感で選んだワインが思いがけず気に入ることもありますから、楽しんでみてください。特に新世界のワインは、個性的でおしゃれなラベルが多いので、直感で選ぶ楽しさもぜひ味わってください。また初心者の方は、あまり高すぎない1000円台のワインが一つの目安になるかもしれません。

ノブ: そうですね、無理のない予算も重要ですね。1000円を切ると正直これは?というのも多くなってきますし。さて、最後にワイン選びの「失敗しないコツ」について教えてください。

志村: ワイン選びで失敗しないためには、まずは好奇心を持って、いろいろなワインを試すことが大切です。また、同じワインでも、飲むシチュエーションや一緒に食べる料理によって感じ方が変わることもあります。ですから、固定観念にとらわれず、楽しみながら試すことを心がけてください。

大木: そうですね、失敗を恐れずにいろいろ試してみることが一番です。また、ワインショップの店員さんや、ソムリエに相談するのも良い方法です。彼らは豊富な知識を持っているので、あなたの好みに合ったワインを紹介してくれるでしょう。

ノブ: 今日は本当に勉強になりました。初心者の方でも、自分に合ったワインを選ぶためのポイントがしっかりと分かりましたね。お二人とも、ありがとうございました。

志村: ありがとうございました。

大木: ありがとうございました。

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